マーガリンはバターの代用品じゃないのか

前から打ちたいと思ってたルパン（パチンコ）を打つ。
大当たり確率は1/299で、一応ミドルスペックという部類に属する台。

日曜の昼1時すぎ、家から自転車で15分ほどのところにある店につくと、台は一台残して満席。
最近の平和にしてはなかなかに人気があるようだ。
最近の平和、といっても最近は最新台の情報にはかなり疎いので、
正確には2年前くらいの平和、と言ったほうがいいかもしれない。

とりあえずは1台空いていたので、ストンと着席。座ってから台の情報をみると、朝イチから未だ大当たりはゼロで、回転数は700回を超えている。

こういう（大当たり0回でハマってる）台っていうのは、
なんとなくもうそろそろ一回くらい当たるだろうという気にさせられる。
そうやって、いつも確率の5倍以上にハマって、遠隔遠隔遠隔と念仏のように唱えることになる。

さて、今日はと打ち始める。




やはりハマった。
打ち出される玉は次々とのまれていき、気づくと投資は33000円。
今日は一回当たりを引くまでと決めていたのだが、さすがに心が折れそうだ。
アツイリーチもほとんどなく、気分の浮き沈みがないのが逆に救いか。
なんだかんだ言って玉遊びなんて気分次第で、
心が折れたときがやめ時なのであって、
確かな情報をもっていない場合や、確率論に精通していない場合は、もう、気分次第でやめていい気がする。
そう言い聞かせる。
こうやって、向こうの養分になっていくのである。


それはさておき、ようやく自分の台もルパンがやる気を見せてくれて大当たり。
さあ、頼むぞと思っていたら、画面に止まった図柄は青の通常図柄。

ぐぐぐ...知らないけど確変率77%じゃねえのかこの台...
やめろよ...
ひどすぎるだろ...久々にうちにきて30000円突っ込んで単発は酷すぎるだろ...





もうこうなったらやるしかない。
そう、北斗神拳奥義、遠隔打破電説拳である。

遠隔打破電説拳とは...
人間なら誰しもが体内に滞留している静電気を意図的に膨張させ、
一時的に1万ボルト近い電気を指先から発し台に送り込むことで、
基盤の判定を覆すというものである。
古くは、中国の奥地に位置する魔龍藩（マ・リュウハン）という秘境で、
皇帝点地養（テン・チヨウ）に富を搾取され続けた民衆が一矢を報いるために開発した技とされている。
一説では、その技の達人は御賭使（ゴトシ）と言われたことから、
現在ではイカサマをする者のことをゴト師と呼ぶようになったと言われている。
（引用「玉は裏切らない」民明書房刊）


しかして、技が炸裂したのかは置いといて、
図柄は確変図柄へと昇格し、そこからあれよあれよと言う間に20連荘。
出玉は30000発を突破した。

時短抜けでスパッとやめて換金すると127000円。

やったっ...！
やりおおしたっ...！

第三部完！！